管理人たちは色んなVPNプロバイダーを試してきましたが、中国から日本のサーバーに高速接続出来るVPNサービスはほとんど見当たりませんでした。ChinaUnicomを使えばそこそこ速度が出るサーバーもありますが、ChinaTelecomだとほとんど全滅状態です。日本への直通サーバーは存在するのですが、かなり高価な為に海外のVPNプロバイダーで日本への直通回線を採用している会社は見たことがありませんでした。しかし現在は、中国向けの一部の優良プロバイダーが「IEPL」や「IPLC」と呼ばれる国際専用回線(直通回線)を標準採用するようになり、状況は大きく改善されています。
日本のストリーミング動画サイトを見るために色々なサーバーを探してみました。探している中で、1つだけ日本のサーバーへ高速接続出来るVPNを発見しました。
どんな動画サイトに対応しているの?
幾つかの制限がありますが、次の動画配信サービスに対応しています。(2026年5月現在)

Amazon Prime、ニコニコ動画、AbemaTVなど問題なく鑑賞出来ます。また、スカパー, U-NEXT, Netflix, Hulu等セキュリティが厳しいサイトでも中国からアクセス可能です。
AbemaTV

hulu

どこのプロバイダー?
通常のVPNサーバーだと中国のインターネットプロバイダーの海外帯域の速度制限、GFW(グレートファイアウォール)の検問のせいで速度が出ません。現在の状況だと検閲を回避できる暗号化プロトコル(Trojanや最新のShadowsocksなど)でしか高速で検問を潜ることが出来ません。
今回紹介するVPNプロバイダーはUCSSです。次世代の高度な暗号化プロトコルに特化したプロバイダーで、日本だけでなくUSやUK、韓国、台湾などのサーバーも利用可能です。すべてのサーバーは中国から高速で繋がります。
日本のサーバーは6台使用可能で、どのサーバーからも速度が出ています。中国国内のサーバーを経由して日本のサーバーに接続しているので、低く安定したPingで接続出来ます。
スピードテスト
管理人の環境は电信(ChinaTelecom)300Mで計測しています。UCSSの幾つかの日本サーバーを紹介します。(2026/05/21に更新しました)
Japan−1

Japan-2

Japan−3

ShadowsocksRはTCPパケットで計測出来るのでYouTubeでの速度と実質大きな変化はありません。Japan-3をYouTubeを使って計測してみました。4K動画は問題なく鑑賞可能で、時間帯によっては8Kも視聴可能です。

その他のJapanサーバーでも平均で80-180Mbps出ており、夜間のトラフィックが混む時間帯でも安定して80Mbps程度は出ています。計測で使用している回線が300Mですが、30M程度の回線でも十分に4K動画が見れる速度です。
UCSSはべすとVPNが調査した限り中国で使える日本のサーバーで最速です。通信量無制限のサーバーも提供していますが、管理人が試した限り通信量無制限のサーバーからHuluやDAZNは閲覧不可でした。ご注意下さい。
デメリットは?
注意事項として2つの点を挙げることができます。
UCSSは月に50GB−500GBと通信量を制限しているので、誰かと分けて使う場合には厳しいかもしれません。一応目安としては、50GBの場合HDの動画が平均で1日約2時間見れる通信量です。
二つ目に、1ヶ月のプラン(Liteプラン)は、使用量は無制限なものの、200GBの高速通信を使い終わると、通信速度5Mbps以下になり、フルHDなど高画質で動画を視聴したい場合は不向きと言えます。その場合は、通信量制限のあるプランを選べば問題ありません。
UCSSは常に最新のセキュリティプロトコルを使用しているので、安全面においても通常のVPNとほとんど変わりません。銀行などのセキュリティの高いサイトでも問題なくアクセス出来ます。
設定方法について
UCSSはWindows, macOS, Android, iOS, そして更にはOpenWrtで使われているLuCIを使って幾つかのルーターにVPNを設定することが可能です。設定に関しては公式ホームページに詳しい手順が乗せられています。
関連【iOS】Shadowsocks(R) おすすめアプリの紹介と比較(iPhone, iPadに対応)
日本のサイトを見る場合には、WindowsとmacOSであれば「Global Mode」を選択して下さい。中国のサイトも見れるように自動的に切り替わるPACモードやホワイトリストモードはまれに繋がらない場合があるのでご注意下さい。
