iPhone, iPadユーザーの為に、高品質なiOSアプリを提供していて、安全で信頼出来るVPNプロバイダーを紹介します。
VPNを紹介する前に、アプリに関してiOSとAndroidの違いを説明します。Androidはアプリの開発の際に制限が少なく自由に様々なプロトコルや暗号化の方法を使用する事が出来ます。
しかしiOSはApple側が多くの制限を設けている為に、VPNの重要なポイントであるプロトコルの使用が制限されています。
べすとiPhoneVPNの選択条件
現在OpenVPNという現状最も安全な通信を行えるプロトコルの使用を限られたディベロッパーにのみ許可しています。
iOSのほぼ全てのVPNプロバイダーはL2TP/IPSec, IKEv2と言ったプロトコルを使用せざる得ない状況です。
IKEv2はオープンソースではありませんが、高いセキュリティかつ高速に接続出来るプロトコルです。しかし、総合的に見ればやはりOpenVPNが現状で1番信頼出来ます。
どうしてもiOSからOpenVPNを利用したい場合はOpen Connectというアプリを使用する必要があります。(ExpressVPNを除く)
L2TP、PPTP接続は速度や安定性、安全性の面でIKEv2, OpenVPNに劣ります。
今回アプリを選ぶ際に、安全性と安定性、速度を考慮して、OpenVPN, IKEv2での接続が出来る事を最低条件としました。Private Internet AccessのiOSアプリはL2TP接続のみなのでランキング外とさせて頂きます。
ランキング内のVPNは全てiPadに対応しています。
VPNプロバイダー | 特徴 |
No.1 ExpressVPN | Open Connect無しでOpenVPNが使える唯一のVPNプロバイダー。操作は簡単。中国から高速で接続可能。 |
No.2 CyberGhostVPN | 日本のサーバーが8台利用可能。月額$2.90というリーズナブルな価格。 |
No.3 VPN.AC | ウィジェットからの使い勝手が良い。最強のセキュリティでVPN接続出来る。 |
No.4 VyprVPN | 70ヶ国のサーバーを利用可能。当ホームページから割引価格で申し込める。 |
No.5 Proxy.sh | 最強の暗号化と秘匿性。Open Connect必須だが最高レベルの安全性を確保出来る。 |
iOSユーザーへおすすめVPNランキング Top5
No.1 ExpressVPN
iPhoneユーザーに最もおすすめのVPNはExpressVPNです。最大の理由は、VPNプロバイダーで唯一(管理人の知る限り)OpenVPNを公式アプリから接続出来ます。サードパーティアプリを使用する必要はありません。最高度の安全性と、安定した速度での通信を可能にしています。2つ目の理由は、操作画面が非常にシンプルな点です。電子製品に詳しくない人でも簡単にVPNに接続出来ます。管理人が使用した有料VPNの中では1番簡単に操作出来るアプリです。94ヶ国ものサーバーが利用出来るので世界中どこへ行っても高速でVPNに接続出来ます。とりわけ、ExpressVPNは中国のインターネット規制にも対応しているので中国からでも高速でVPN接続可能です。30日間の返金保証をしているので気軽に試すことが出来ます。
プラス
- OpenVPNをデフォルトアプリから使用出来る
- 中国でも快適に利用出来る
- 軍事レベルの暗号化
- 超高速通信が可能
- 最高のサポート体制
- ホームページが日本語対応
- 30日間返金保証
マイナス
- 利用料金が高め
No.2 CyberGhostVPN
他のVPNプロバイダーと違いオシャレなiOSアプリを提供しています。CyberGhostVPNはルーマニアが所在地ですが、アプリはドイツで開発されており洗練されています。強力な暗号化も去ることながら、ノーログを保証しています。1年契約で、18ヶ月で$63($3.50/月)というリーズナブルな価格で利用出来ることは魅力の一つです。日本のサーバーが8台利用出来るので普段の生活でインターネットのセキュリティを気にしている方、無料Wi-Fiを多く利用している人におすすめです。
プラス
- 高速で接続出来る
- 日本のサーバーが8台利用出来る
- 61ヶ国, 2300台のサーバーを利用可能
- ノーログポリシー(サーバーデータを記録していない)
- 7台まで同時接続可能
マイナス
- アプリが日本語に未対応
No.3 VPN.AC
ウィジェットから簡単にオン・オフの切替が出来るユーザーフレンドリーなiOSアプリを提供しています。ルーマニアのセキュリティ専門の会社が経営しているVPNプロバイダーなので最高レベルのセキュリティでVPNに接続出来ます。全てのサーバーが1Gbpsと広帯域のサーバーを使っているので速度が出ています。また、中国の規制にも対応したサーバーも利用出来るので中国滞在者・旅行者にもおすすめです。
プラス
- ウィジェット(通知センター)から操作出来る
- 軍事レベルの強力な暗号化
- 独自のDNSサーバー
- 6台まで同時接続可能
- 日本のサーバーが2台利用出来る
- 中国からでも快適に利用出来る
マイナス
- 大手に比べてサーバー数が少ない
No.4 VyprVPN
VyprVPNはスイスメイドの高品質なアプリを提供しています。残念ながらiOSアプリでは「カメレオン」と呼ばれる独自のプロトコルは利用出来ません。しかし、IKEv2で接続出来るので速度の面で問題になる事はありません。iOSメインでの利用を考えている人はプレミアムプランではなくノーマルプランで十分です。iOSアプリはExpressVPNのようなシンプルな操作画面で好感が持てます。べすとVPNから申し込むと25-50%OFFで購入出来るので、この割引価格とサービス内容を考えるとコストパフォーマンスは高いと言えます。
プラス
- アプリは日本語に対応している
- べすとVPNから月極めプランの初回月50%OFF、年間プランが25%OFFで申し込み出来る
- 70ヶ国のサーバーを利用可能
- 高速で接続出来る
- DNSサーバーを含む全てのサーバーが自社製で高いセキュリティ
マイナス
- iOSは「カメレオン」が使えない
- 返金保証期間が3日
No.5 Proxy.sh
セーシェル共和国に所在地があるVPNプロバイダーで、プライバシー保護に関してはどのVPNプロバイダーよりも高い基準を保っています。ここまで徹底して運営情報を開示し、プライバシー保護を徹底しているプロバイダーは他にありません。Proxy.shはL2TPやIKEv2を意図的にサポートしておらずOpenVPNのみをサポートしています。ただし、公式アプリからはVPN接続は出来ず、OpenVPNのコンフィグファイルをダウンロードする目的で用意されています。ですのでOpen Connectと連携して使う必要があります。iPhoneのセキュリティを最高レベルで確保したい人におすすめです。
プラス
- 完全なノーログ
- ポートナンバーからトランスポートプロトコルを自分で選択出来る
- 業界最高レベルの暗号化
- 50Gbpsという広帯域のサーバーを利用出来る
- DNSサーバーを含むあらゆるサーバーが自社製
- アカウントレベルで匿名化出来る
マイナス
- 設定が面倒くさい
- iOSはサードパーティアプリと併用する必要がある