
【最終確認日:2026年8月31日】
「小米路由器(Xiaomiルーター)でUCSSを使いたい」と検索してこのページに辿り着いた方は多いと思います。本記事は2018年に公開したもので、当時はXiaomiルーターにSSR(ShadowsocksR)プラグインを直接インストールする方法を紹介していました。
先に結論からお伝えします。2026年時点では、この旧SSR方式はほぼ動作しないと考えてください。理由と、今UCSSをルーターで使うための現行の方法をこの記事で解説します。
【2026年時点の重要な注記】なぜ旧SSR方式は動かなくなったのか
現在、UCSSがルーター経由の利用として公式にサポートしているのは、対応するGL.iNETルーターに「UCSS for LuCI」をインストールする方法のみです。この記事のコメント欄にも、2018年以降「手順通りやってもツールのダウンロード元が見つからない」「SSRコンフィグが取得できない」という報告が複数寄せられていますが、これは個々の設定ミスというより、提供方式そのものが変わったことが原因と考えられます。
現行の全デバイス対応状況は、下記の設定ガイドにまとめています。
関連 UCSSアプリの正しい使い方と設定手順|全デバイス網羅ガイド
今、Xiaomiルーターで(間接的に)UCSSを使う2つの方法
Xiaomiルーターを今すぐ処分する必要はありません。使い道は残っています。
方法1:GL.iNETルーターを導入し、Xiaomiルーターは配下に接続する
最も確実なのは、UCSSが公式にサポートしているGL.iNETルーターを導入することです。GL.iNETルーターにUCSSの設定を済ませたうえで、既存のXiaomiルーターをその配下(LAN側)に子機・Wi-Fi中継機として接続すれば、Xiaomiルーター経由で接続している端末もUCSSの回線を利用できます。Xiaomiルーター自体にVPN設定を行う必要はありません。
GL.iNETルーターでの具体的な設定手順は、以下の設定ガイドのルーターの項目をご確認ください。
方法2:UCSS設定済みの他デバイスをWi-Fi共有し、Xiaomiルーターへ中継する
GL.iNETルーターを新たに購入したくない場合は、UCSSの公式アプリを導入したWindows PCやMacでインターネット接続を共有(Wi-Fiテザリング)し、それをXiaomiルーターの「WAN」側で受ける、という構成も可能です。この場合もXiaomiルーター自体には特別な設定は不要ですが、常時PCを起動しておく必要がある点や、経由するデバイスが増える分、速度は多少低下しやすい点はデメリットとして理解しておいてください。
【参考】2018年当時のXiaomiルーター直接設定手順(非推奨・動作保証なし)
ここから先は、2018年公開時点の設定手順です。前述のとおり、UCSS側の提供方式変更により現在は途中の手順(Misstar Toolsのインストール、SSRコンフィグのダウンロード)が完走できない可能性が高いため、参考情報として残しています。試す場合は、ルーターが正常に起動しなくなるリスクを理解したうえで、自己責任でお願いします。
当時の対応機種
- 小米路由器3(R3, R3G)
- 小米路由器Mini(R1CM)
- 小米路由器HD(R3D)
- 小米路由器Pro(R3P)
- 小米硬盘版(R1D/R2D)
当時の設定手順(概要)
- Xiaomi(小米)のアカウントを登録し、Mi Wi-Fiアプリとルーターを連動させる
- ディベロッパーファームウェアをダウンロードする(Misstar Toolsが表示されるバージョンを選ぶ必要がある)
- ルーター管理画面からファームウェアをアップロードする
- SSH接続用のプラグインをUSBメモリ経由でインストールする
- SSH接続し、Misstar Toolsをインストールする
- UCSSマイページからSSRコンフィグをダウンロードし、ルーターへ読み込ませる(※2026年時点、UCSSマイページでのSSRコンフィグ提供自体が終了しているため、この手順は実行できない可能性が高いです)
- ファームウェアの自動アップデートを停止する
画面キャプチャ付きの詳細手順は割愛しました。前述のとおり現在は完走できない可能性が高いため、試される場合は上記の概要と自己責任である旨をご理解のうえ進めてください。
よくある質問
Q1. Misstar Toolsが見つからない・インストールできません。
UCSSがサブスクリプションURLの提供を終了して以降、そもそもこの方式での接続自体が想定されていません。GL.iNETルーターでの設定に切り替えることをおすすめします。
Q2. SSRコンフィグがダウンロードできません。
UCSSマイページでのSSRコンフィグ提供自体が終了しているため、現在は取得できません。これは個別の不具合ではなく、提供方式の変更によるものです。
Q3. GL.iNETルーターは持っていません。今すぐ導入は難しいです。
その場合は「方法2」で紹介したWi-Fi共有による中継構成をお試しください。速度面ではGL.iNETに劣りますが、追加投資なしで今のXiaomiルーターを活用できます。
Q4. 手持ちのXiaomiルーターは無駄になりますか?
無駄にはなりません。UCSS対応のルーター(GL.iNET)やUCSS設定済みのPCの配下に、通常のWi-Fiルーター・中継機として接続すれば、これまでどおり複数端末をUCSS経由でインターネットに繋げられます。
まとめ
2018年当時に有効だったXiaomiルーターへのSSR直接設定は、UCSS側の提供方式変更により、2026年現在はほぼ動作しないと考えられます。手持ちのXiaomiルーターを活かしたい場合は、GL.iNETルーターまたはUCSS設定済みのPCの配下に接続する構成に切り替えることをおすすめします。
