VPNレビュー

UCSS レビュー

2018年2月6日

べすとVPNレビュー 6 out of 6 stars
サーバー設置国の数 20ヶ国以上
サーバー数 非公開
対応アプリ Windows, macOS, iOS, Android, Linux, OpenWrt, ChromeOS
同時接続可能数 3台(1アカウント)
利用料金 US$36.00/3ヶ月〜($9.00/月〜)
支払い方法 Visa, Master, Amex, Alipay, 銀行振込,Apple Pay, Google Pay
試用期間/返金保証期間 無し
ストリーミングサービス 全てのサーバーからNetflixが視聴可能。ほぼ全ての日本のストリーミングサービスに対応。
日本語に対応 公式サイト、サポート、Windows, macOS,iOS,Android,Android TV,ルーターアプリ

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国境無きインターネットという目的でスタートしたShadowsocks専用プロバイダーです。規制のある地域から安全で高速にインターネットへ接続する事に長けており、ネットワーク品質にこだわったサービスを展開しています。

通常のVPNとは違い、Shadowsocksはインターネット検問に対して強い耐性を持っており中国や、インドネシア、その他アジアの一部地域、中東等インターネット検問が行われている地域で非常に効果的なプロトコルです。プロトコルの特性上接続効率が非常に良い為に、ストリーミングサービスなどの視聴に向いています。

関連Shadowsocksって何のこと? どんな仕組みなの?

UCSSはShadowsocksが開発された直後から運用しているので、中国に繫がる回線や、中国のインターネットプロバイダーに対する最適化、またShadowsocksの最適な組み合わせ等、インターネット規制に対するノウハウを持っています。

UCSSは中国向け、グローバルは中国以外の地域向けと二方向にサービスを展開しており、どちらのサービスも通常のVPNプロバイダーが提供出来ない高価な専用回線を採用しています。どちらのプランもLow Pingプランというより低い遅延が必要な方向けの高級プランを選択出来ます。

中国向けサービスは非常に安定しているので、ダウンロードスピードが必要な方、日本のIPを高速で利用したい方、NetflixやAbemaTV、Hulu等のストリーミング動画サイトを利用したい人、ゲーム用のVPNを探している人にオススメです。

UCSSはVPNプロバイダーでは珍しくカスタムオーダーを受け付けています。小規模のグループや企業でVPNが必要な人にもオススメです。

ウェブサイトやアプリだけでなく、サポートも日本人の技術スタッフが対応してくれます。

こんな人にUCSSがおすすめ

  • 今使っているVPNの速度に不満を感じている人
  • Netflix、AbemaTV、U-NEXTなど日本リージョンの動画サイトを見たい人
  • オンラインゲームなど、低いPingを求める人

UCSSの3つの特徴

1. プレミアムサーバーの採用

中国へ出入りする回線は大きく制限されており、政府・企業用の専用回線やCN2と呼ばれる高速回線以外では、海外のネットワークへ高速で接続するのは難しい状況です。

関連なんでVPNが繋がらないの?中国でVPN回線を維持する難しさを解説します

UCSSはコストがかかるCN2サーバーや、IPLC(企業用専用回線)で接続出来るサーバーを所有してます。IPLCは中国から国外へ物理的なケーブルで繋がっている回線なので、パケットロスや他のネットワークによる干渉を受けない最高峰のネットワークになります。インターネット検問を通過しないので速度だけでなく安全性の面だけでも通常の回線より有利と言えます。

中国には様々なインターネットプロバイダーが存在しています。それぞれのISP独自のインフラの違いにより地域によって接続速度に差があります。UCSSはそんな状況に合わせてBGPネットワークと呼ばれる様々なISP(China Unicom, Telecom, Mobile等)に最適化された回線を全サーバーに採用していますプレミアム回線とプロトコルが相まって大手VPNプロバイダーでは実現出来ないスピードと安定性を実現しています。中国からの接続スピードと安定性は他のサービスとは比べ物になりません。

2. Netflix等のストリーミングサービスに最適

中国におけるVPNサービスにおいて動画ストリーミングはハードルが高く、HD以上の画質を見れるVPNプロバイダーは多くありません。

UCSSは独自の基準として、HD動画が安定して見れる事を最低ラインとしてサーバーを選択し構築しています。現状日本のIPを高速で接続出来るVPNプロバイダーはほとんどありませんが、UCSSは7つの日本サーバー(Standardプラン)から高速で接続可能で、すべてのサーバーからNetflixの閲覧を確認しています。

関連中国から日本の動画配信サイトを見たい人はどうしたらいいの?

大手VPNプロバイダーとは違い、出来る限りグローバルIPを採用しているのでNetflix等の厳しいIPチェックをしている動画サイトも閲覧可能です。DAZN, Hulu, Tverなどほとんどの動画サイトの視聴が可能です。UCSSはTCPだけでなく、UDPにも対応しています。

3. ストレスフリーの接続速度

Shadowsocksの設計上、VPNは勿論ですが、httpsのウェブサイト閲覧(TLS1.2)よりも速くサーバーへ接続できます。通常のVPN接続の場合数秒待って初めてサーバーに接続出来ますが、Shadowsocksの場合スイッチをONにした直後から接続が開始されます。サーバーの切替も非常にスムーズで、VPNのように途中で途切れるという事もほとんどありません。

UCSSの提供しているサーバーは国際専用回線やCN2といった高速回線なので接続速度は通常のサーバーに比べてより速くなっています。

UCSSの評判・口コミ|第三者レビューで繰り返し挙がる評価

ここまでは管理人の視点で書いてきたので、外部の書き手がUCSSをどう評価しているかも確認しておきます。中国在住者が公開している個人ブログと、中国向けVPNを扱う比較サイトのレビューのうち、2025年後半から2026年にかけて公開・更新されたものを読み込みました。

特定の1件を代表例として引くのではなく、複数の記事に共通して現れた記述だけを取り上げます。

良い評価は「速い」より「業務が戻った」に寄っている

速度への言及はほぼ全ての記事にありますが、読み込んでみると評価の中心は絶対速度ではなく、業務が成立する状態まで戻せたかどうかに置かれています。

2026年5月に公開された中国在住者の個人ブログでは、10年使ってきたVPNが2026年4月に中国で使えなくなり、本社のITサポートでも解決できなかった末にUCSSへ乗り換えたという経緯が書かれています。乗り換え後の記述は「普通に繋がるし、しかもかなり速い」で、GmailやChatGPTが業務レベルで使える状態に戻ったことが評価の理由になっています。

2026年6月公開の上海在住者のブログも同じ構図です。Google・Slack・Discordといった業務ツールへのアクセスが改善した点と、中国国内向けサービスの速度低下がスマートルーティングで抑えられている点を挙げています。

2025年9月に上海赴任者が書いた記事は使用1ヶ月時点の記録で、不具合がなく読み込みの待ち時間も感じなかったこと、アプリの日本語が不自然でないことを評価しています。

いずれも「速度が出た」ではなく「詰まらなくなった」という書かれ方です。GFWの規制強化で一度環境を壊された読者ほど、この差を評価する傾向があると考えられます。

気になる評価は料金・通信量・お試しなしの3点に集中する

否定的な記述は分散しておらず、ほぼこの3点に収束します。

料金については、中国向けVPNの比較サイトが2026年7月の更新で「正直に言って、安いサービスではない」と明記しています。同じ記事は、短期旅行者・安さを優先する人・月に数GBしか使わない人には向かないと結論づけています。

前述の上海赴任者の記事も、快適さを評価した上で月額4,200円という金額は高額だと書いています。

試用期間と返金保証がないことは、複数の記事で契約前の心理的ハードルとして挙げられていました。無料お試しに慣れた状態から契約に踏み切るまでに時間がかかった、という書き方が目立ちます。

安定性についても手放しの評価ばかりではありません。前述の2026年5月の記事は「100%常に安定するわけではない」「日によって多少ムラはある」と書き添えた上で、それでも使える状態に戻せたことを重視する、という順序で結論を出しています。

通信量の上限は本記事後半の料金表の通りプランごとに決まっています。上限に達すると接続そのものが制限されるため、動画視聴が多い使い方では上位プランを選ぶ必要が出てきます。

第三者が書いた金額と、公式の料金表を突き合わせる

レビュー記事の金額は古いまま残っていることがあるので、上で取り上げた記事に出てくる金額を、本記事の「利用料金と支払い方法」に掲載している料金表と照合しました。

第三者レビューの記述 本記事の料金表 照合
3ヶ月 50GB=$36 Standard 3ヶ月 50GB $36 一致
12ヶ月 100GB=約$147 Standard 12ヶ月 100GB $147 一致
3ヶ月 100GB=$49/200GB=$84/300GB=$126 Standard 3ヶ月 同額 一致
月額4,200円(1ドル150円換算で$28) Standard 3ヶ月 200GB $84=$28/月 一致

2025年9月から2026年7月にかけて書かれた記事の金額が、いずれも現在の料金表と一致しています。この期間にStandardプランの価格改定は行われていないと判断できます。

逆に言えば、これより古いレビューを読むときは金額をそのまま信用せず、公式の料金ページで確認した方が安全です。

この評判をどう読むか

集めた記事の傾向は一貫しています。UCSSは「中国で止まらないこと」に対価を払うサービスだと評価されていて、安さ・お試しの有無・通信量の自由度で選ぶなら他社の方が条件は良い、という整理です。

業務や生活が止まるコストが月数千円より高くつく人にとっては、上の否定的な3点は許容範囲に収まります。そうでない人にとっては割高なだけのサービスになります。自分がどちらなのかで判断が分かれます。

他社との実際の運用感の違いは中国での他社VPNとの実測比較で、金額の組み立て方は通信量から逆算するプラン選びで扱っています。

UCSSの詳細情報

UCSSはログやメタデータ等の個人情報の取扱いに関して高い基準を設けています。

安全性

UCSSはVPNの本来の目的である通信における安全性の確立という点を重視しています。中国から繋がるという点だけでなく、通信自体の保護や、個人情報の取り扱いについても高い基準を設けています。

通信量が制限されているので、トラフィック量は記録していますが、どのサイトを誰が訪れたかと言った情報やDNSに関する情報を一切記録していない事を保証しています。

通信に関してTLSトンネル+ChaCha-20(IETF)というWireguardにも使われている最新の暗号化が採用されています。Shadowsocks独自の迷彩機能と相まって非常に高いレベルで通信を保護出来ます。

中国から利用する場合サーバーのほとんどがIPLC(国際専用回線)経由でインターネットに接続されます。インターネット検閲を受けないので公共の回線より安全と言えます。

DNSリークテストを実施しました。リーク漏れは有りませんでした。WebRTCもリークしていない事を確認しています。

プロトコルの性質上、総合的に見ると通信の安全性はExpressVPNやProtonVPNが提供しているOpenVPNほどは強固ではありません。

対応機種

UCSSはWindows、macOS、iOS、Android、Android TV、ルーターアプリでオリジナルのアプリの提供を行っています。共に日本語に対応しており、WindowsはシステムVPNを使用して接続が確立されるのでプロキシながらVPNと同じように通信出来ます。

以前はClash, Surgeなどオープンソースで開発された様々なアプリを利用可能でしたが、公式サイトではサブスクリプションURLの提供を中止したと記載されており、サブスクリプションURLを使って設定するサードパーティのアプリでは設定できなくなっているようです。

macOS, Windows, Android, iOS, Linux, OpenWrtに対応しています。オリジナルアプリは、中国のウェブサイトはサーバーに接続せず、国外のサイトを閲覧する時にサーバー接続すると言った設定をする事も可能です。

取り分けWindows,Mac,iOSアプリは、よく作り込まれており非常にシンプルなUIになっており使いやすいと感じます。

関連【全デバイス網羅】UCSSアプリの正しい使い方と設定手順|Shadowrocketが繋がらない人へ

UCSSは、対応するGL.iNETルーターに専用ファームウェアをインストールすることで、ルーターからも利用できます。WindowsまたはmacOS版の「UCSS Firmware Installer」を使えば、対応機種へのインストールも比較的簡単です。初期設定後はブラウザ上の操作画面から、サーバーやモード、プランの切り替えができます。

ルーター版を利用すると、パソコンやスマートフォンだけでなく、ゲーム機やテレビなど、VPNアプリを直接インストールできない端末でもUCSSの通信を利用できます。また、中国国内サイトと海外サイトへのアクセスを使い分けられるため、中国にいながら日本にいる時に近い感覚でインターネットを利用できます。

サポート

サポートは日本語に対応しています。コンタクトフォームから問い合わせることが出来ます。メールでも問い合わせ可能ですが、返信が来ない場合もあるようです。平日は12時間以内の返信を約束しています。

利用料金と支払い方法

支払い方法は、各種クレジットカード, Alipay, 銀行振込,Apple Pay, Google Payに対応しています。

プランは全部で4種類提供されています。

中国向け

  • Liteプラン
  • Standardプラン(中国本土以外でも使用可能)
  • Proプラン
  • Teamプラン

中国以外の地域向け

  • グローバルエッジ

Proプランは低い遅延が必要な方(ゲームや配信など)向けの高価なプランとなります。グローバルエッジは中国から利用出来ない場合があるようなので注意が必要です。

Standardプランは50GB-500GBまで、Proプランは50-1000GB, グローバルエッジは200GB-1000GBまでの範囲で通信量が選択出来ます。Pro,Standardプランに限り特定のサーバーで通信量無制限で利用可能です。(Liteプランは200GBを超えると低速にはなるものの、通信量無制限のようです)

通信量の選び方は少し苦戦しますが、公式では「月間50GBで画質がHD (720p)のYoutube動画を1日約2時間程度鑑賞出来る通信量」と記載されています。足りない場合はいつでも通信量を増やす事が可能です。

カスタムオーダーに対応しており、通信速度やIPの種類、暗号化の強度、1ヶ月辺りの通信量等を細かく指定したオーダーに対応しています。

期間 Lite Standard Pro グローバルエッジ
1ヶ月 200GB $29 - - 200GB $15
500GB $30
1000GB $45
3ヶ月
- 50GB $36
100GB $49
200GB $84
300GB $126
400GB $168
500GB $210
100GB $300
200GB $560
300GB $810
200GB $40
500GB $80
1000GB $120
12ヶ月 - 50GB $108
100GB $147
200GB $252
300GB $378
400GB $504
500GB $630
- 200GB $120
500GB $240
1000GB $360

※法人・複数拠点でのまとめ契約向けに「Teamプラン」も用意されています(3ヶ月$600〜、拠点数・台数に応じた個別見積もり)。詳しくは料金プランの選び方で解説しています。

管理人の総評|8年使い続けて分かったUCSSの強みと弱点

UCSSについて調べると、良い評判と並んで「サブスクリプションURLが急に使えなくなった」「Shadowrocket等のサードパーティアプリで設定できなくなった」という声も見かけます。これは個別の不具合ではなく、2026年にUCSS側が汎用ファームウェア・サードパーティアプリ向けのURL提供方式を終了し、公式アプリへ一本化したことが原因です。この変更で戸惑った方向けに、Shadowrocketが使えなくなった理由と対処法を別記事にまとめています。中国国内から接続できない場合は、GFW側の規制なのか設定側の問題なのかを切り分けるための中国で繋がらない時の対処法もあわせてご確認ください。

こうした移行期の混乱を差し引いても、管理人が2017年から使い続けて総合的な評判・満足度は高いというのが実感です。理由は以下の通りです。

アドバンテージ

  • 圧倒的な通信速度
  • 中国から確実につながる
  • 高速接続出来る日本のIPが使える
  • サーバーは全て中国のインターネットプロバイダー直通で低いPing
  • サポート、ホームページ、アカウント画面、専用アプリも全て日本語に対応
  • Netflix, DAZN, Huluなどほとんどのストリーミング動画に対応
  • 超高性能ルーターから接続可能
  • ゲーム・配信者向けのProプラン
  • IPLC回線が利用出来る

ウィークポイント

  • 通信量に制限がある(50GB-1000GB)
  • 試用期間が無い

管理人は現在中国滞在中の95%以上はUCSSを利用しています。管理人は2017年から使用していますが今まで一度も繋がらなくなった事がありません。接続速度や、ダウンロードスピードは他のVPNプロバイダーと比較になりません。但し、通信量に制限があるので、誰かとシェアして使うと言った方法は難しいかもしれません。

現在のVPNの速度に不満を感じている人、Netflix、AbemaTV、U-Next等の日本リージョンもしくは日本の動画サイトを利用したい方や、ゲームなど低いPingが必要な方におすすめです。

なお、中国で実際に使えるVPN.AC・良之助VPNといった他社サービスとの違いが気になる方は、中国でのVPN比較記事もあわせてご確認ください。

UCSSに関するよくある質問

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