VPNの基礎知識

VPNにはどんな種類があるの?

2017年6月25日

VPN(Virtual Private Network)サービスは主に2つに分けることが出来ます。

  • インターネットVPN
  • IP-VPN

主に一般向けに使われているのはインターネットVPNになります。

インターネットVPNとは?

インターネット回線を利用してVPN接続する方法をインターネットVPNと呼ばれています。

私たちが普段使っているインターネットですが、簡潔に定義すれば、「コンピューターネットワークを相互に接続させた、世界規模の一般公衆ネットワーク」と言えます。
実際にはコンピューター同士が繋がっている訳ではなく、インターネットプロバイダー同士が接続していることによって、世界中のインターネットを経由して情報の受信や発信を可能しています。

その巨大な通信網を利用してVPN接続を行うサービスをインターネットVPNと呼ばれています。

既に存在するインターネットを使用するので、コストがほとんど掛からないこと接続先に関係なく安全な通信を行えることが特徴です。

IP-VPNとは?

インターネット回線ではなく、通信業者が独自に構築した閉域IP網を使って通信を行う方法をIP-VPNと呼ばれています。

閉域網とは、インターネットのように誰もが利用できるオープンなネットワークとは対象的に通信業者が自社独自のサービスとして構築した”閉じた” ネットワークを閉域網と呼びます。
インターネットから分離されたネットワークで、インターネットから直接のアクセスを受けないので「閉域網」=クローズドネットワーク と呼ばれています。

IP-VPNを例えるなら

簡単な例えで説明してみましょう。
VPNって何?のページで、VPNを専用車に例えて説明しました。

関連VPNって何?

専用自動車で会社に向かう時にも、周りには沢山車が走っていますし、事故に会う可能性もゼロではありません。
同様にインターネットVPNも安全ですが、誰もが使える回線を使用しているのでデータの盗聴や改ざんの可能性はゼロではありません。

しかしIP-VPNを使えば、誰かに接触する可能性、つまり盗聴や改ざんの可能性を限りなく低くすることが出来ます。
例えるなら、家から会社まで専用トンネルを作って、その中を走らせて書類を運搬するようなイメージです。
インターネットVPNサービスに比べて事故に会う可能性を極力減らす事が出来ること高速なデータ通信が出来るといった特徴があります。
ただし、安全性と引き換えに通信コストも高価になってきます。

大・中規模の会社、特別にセキュリティが必要な会社以外はインターネットVPNで十分な安全を確保することが出来ます。

このホームページで紹介しているVPNサービスは「インターネットVPN」になります。

関連インターネットVPNにはどんな機能があるの?

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