スイスに所在地があるVPNプロバイダーVyprVPN。
管理人が使い始めて2年半くらいになります。
2017年1月の規制強化以降も中国で使える希少なVPNです。
実際に中国ではどれくらいのスピードが出ているのでしょうか?
アジア付近のサーバーをメインに計測してみました。
接続環境は电信(China Telecom)の光回線, 联通(China Unicom)4Gを利用しました。
VyprVPNのプロトコルはOpenVPNの160bitとChameleonを使用しています。
联通4Gに限り、IKEv2/IPSecでの接続になります。
スピードテストはOoklaのSPEEDTESTを使用しています。
*上記の条件のもと計測した結果です。使用機器や地域によって誤差があることをご了承下さい。
VyprVPNのレビューはこちら。
VyprVPNのサーバー地域別計測結果
香港
VyprVPNの提供元であるGoldenflogに問い合わせた所、1番のオススメは香港サーバーとのこと。
しかし結果は次のようになりました。
OpenVPN 160bit
Chameleon
联通(China Unicom)4G
東京
日本人であれば良く使うサーバーだと思います。細かく計測してみました。
OpenVPN 160bit
Chameleon
カメレオンに限り、実測を計測しにくい傾向にあります。
他のサーバーも同時にYouTubeを使って計測していますが、特にJapanのサーバーは実測より遥かに速度が出ていました。
YouTube実測
联通(China Unicom)4G
韓国
South Koreaと表示されます。
OpenVPN 160bit
Chameleon
联通(China Unicom)4G
台湾
今回の計測で面白かったのが台湾です。
先ずは、OpenVPNから。
OpenVPN 160bit
Chameleon
联通(China Unicom)4G
OpenVPNではほとんど速度が出ていませんが、Chameleonだと10倍近い速度が出ています。
計測ミスだと思って、3度計測しなおしてYouTubeでも確認しましたがほぼ同じ結果です。
香港のサーバーを経由しているようで、Chameleonの特徴である、「加工してない暗号化」がすり抜けやすいサーバーなのかもしれません。
また、联通(China Unicom)4Gに限りPing値は悪いですが、他に比べてスピードが出ています。
マレーシア
OpenVPN 160bit
Chameleon
联通(China Unicom)4G
アメリカ
Chameleonでも計測しましたが、テスト結果にほとんど変わりはありません。
しかし、下記2つのサーバーはYouTubeでの計測結果は実測より早い傾向にありました。
San Francisco
OpenVPN 160bit
Los Angeles
OpenVPN 160bit
VyprVPNスピードテストまとめ
联通(China Unicom)4Gは电信(China Telecom)と回線が違うのでそこそこ速度が出ます。
电信はやはり速度が出にくい傾向にあります。
- 台湾サーバー+Chameleonの組み合わせはそこそこ早い
- 联通4Gをメインで使ってる人も台湾サーバーがオススメ
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