中国の規制は日々強化されています。2023年以降、AI生成コンテンツやデータセキュリティに関する新法の施行に伴い監視体制がさらに厳格化されました。2024年から2025年にかけては、最新の識別技術によるVPNプロバイダーへの大規模なブロックが断続的に行われています。その後2026年に入り、通称グレートファイアウォールと呼ばれる検閲システムに高度な通信解析アルゴリズムが導入された事により、かつてないほど厳しい状態が続いています。
べすとVPN.jpを運営中のサイトオーナーと友人は中国現地から相当数のVPNを何年も使用しています。その中でも2026年現在中国でベストと言えるVPNプロバイダーを紹介します。
投稿しているレビュー・比較は実際のデータを基に評価を行っており、接続時の安定性・速度、プロバイダーの信頼性、カスタマーサポート、設定が簡単か否か、アプリの品質、中国のどのインターネットプロバイダーでも繫がるか、日本の動画サイトが視聴出来るかを基準に比較しています。
評価に使用しているネット環境は、中国电信(ChinaTelecom)光回線1000Mと4, 5G、联通(ChinaUnicom)光回線100Mと4, 5G回線、移动(ChinaMobile)4, 5Gを利用しています。(ご利用のインターネットプロバイダー、地域や地区によって違いがあります。)
紹介しているVPNサービスは基本的に全額返金保証期間(UCSSを除く)があるので、一度試してみる事をおすすめしています。
中国の状況に合わせて随時更新しています。最新情報はこちら。
| チェック項目 | UCSS おすすめ No.1 |
VPN.AC おすすめ No.2 |
Surfshark おすすめ No.3 |
| 1年間の利用料金 | US$108.00/1年〜 (US$9.00/月) |
US$58/1年 (US$4.80) |
US$44.70/1年 (US$2.98/月) |
| 1ヶ月の利用料金 | US$36.00/3ヶ月〜 | US$9/1ヶ月 | US$15.45/月 |
| 使用可能台数 | 3台 | 6台 | 無制限 |
| BitTorrent | (Torrent対応サーバーから利用可能) | ||
| NetFlixに対応 | (全てのロケーション) | (不安定) | (不安定) |
| 日本の動画サイトに対応 | (DAZN, Huluなど、ほとんど全ての動画サイトに対応) | (一部のみ対応) | (閲覧可能) |
| 設定が簡単か | (日本語のサポート対応) |
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| アプリの品質 | (iOSは★5つ) |
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| 速度と安定性 | 全てのサーバーから高速で接続可能 |
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(モバイル版は不安定) |
| 全額返金保証期間 | 試用期間なし |
7日 |
30日 |
No.1 UCSS

Shadowsocksが開発された直後から運用しているVPNプロバイダーです。主に中国等の検問が厳しい地域向けにサービスを提供している事もあり、中国から確実に繋がります。全てのサーバーロケーションからNetflixが視聴可能で、DAZNやHuluと言った規制の厳しい動画配信サービスを含む日本のほとんどのストリーミングサイトに対応しています。
UCSSの中国向けプランはIPLC(国際専用回線)と言った非常に高価な回線を採用しており、インターネット検閲を受けずに通信が可能です。そのためインターネット検閲によりサーバーがブロックされるという問題が生じません。また検閲を受けないので安全性も確保されています。中国のShadowsocksサービスとは異なり、高いプライバシー保護の基準を設けており、暗号化はデフォルトでChaCha-20 (IETF)というWireguardにも採用されている最新のアルゴリズムを採用しています。
会社所在地は韓国なので当局の圧力で突然サービスが停止もしくは縮小するというリスクもありません。ウェブサイト、サポートは勿論ですが、WindowsとmacOSのデスクトップアプリも日本語に完全対応しています。
通信量無制限のサーバーも提供しており、StandardプランのUSA Free-1, Free-2は通信量を消費せずに通信出来ます。
UCSSは一人一人に合わせたカスタムオーダーを提供しています。暗号化の方法から1ヶ月辺りの使用量、帯域幅や必要なPing値まで細かくオーダー出来ます。プライベートなサーバーが欲しい方、また中小企業等グループでの使用やゲーム専用のサーバーが欲しい方等に最適です。
低いPingに安定したスピード
どのサーバーが中国へ高速で繫がるか熟知しており、コストはかかりますが、全てのサーバーにCN2回線(China Telecomが開発した超高速直通回線),ビジネス用のIPLC(国際専用回線)を採用している事によって、低いPing値、高速で安定した通信を可能にしています。
全サーバーにBGPネットワーク使用しており、中国国内のあらゆるインターネットプロバイダーの回線に最適化されています。
帯域幅も非常に大きく、管理人の計測によるとサーバーによっては中国から最高で500Mbpsまで速度が出ています。公共の遅いWi-Fiなどでも余裕でYouTube等の鑑賞が可能です。
プロトコルの特性上サーバーへの接続が非常にスムーズで、通常のVPNのように接続に時間がほとんどかかりません。実際に使ってみると体感出来るレベルの違いです。
日本のIPを使いたい人には特におすすめです。現在日本のサーバーへ高速で繫がるVPNプロバイダーはほとんどありません。UCSSは日本の広帯域サーバーを利用しており、全ての日本のサーバーから高速で接続出来ます。
関連【速度計測】UCSSのスピードテストの結果は?中国で計測
Proプランも選択可能です。全回線にIPLC、Anycastグローバルネットワークが採用されています。プロトコルもゲーム専用に最適化されていて、高価ですが、最高レベルに低いPingを実現しています。
IPLC回線(国際専用回線)は月額1000円程度のVPNプロバイダーでは高価過ぎて提供出来ないレベルの企業用専用回線です。管理人が調べた限り、安くても1Mbps辺り100USD/月 前後という価格でした。
Netflixなどの動画サイトに対応
Shadowsocksの特徴である速度と安定性から考えると動画再生に最適です。UCSSはNetflixやAbemaTV, DAZN, Hulu等日本のほとんどの動画サイトが閲覧可能です。取り分けDAZNやHuluは厳しいIPセンサーを搭載していており、ほとんどのVPNプロバイダーから閲覧出来ません。
アジア圏のサーバーからNetflixに繫がる海外VPNプロバイダーはほとんど見たことがありません。UCSSは提供している全てのロケーションからNetflixに高速で接続出来ます。
関連中国からNetflixを見るにはどうしたらいいの?おすすめVPNを紹介します
軽く使いやすいアプリ
Windows, macOS,Android,iOSは日本語に対応したオリジナルのアプリが利用可能です。その他Clash, Surgeなど様々なオープンソースのソフトウェアに対応しています。iOSアプリの幾つかは完成度も高く、使いやすいアプリが揃っています。DNSや接続ルールを細かく設定出来たり、ウィジェットからワンタッチで接続出来たりとカスタムが可能です。
中国で使う事を念頭においているので、Windows, macOS, Android, iOS, これら全てのアプリは、中国のサイトはサーバーを経由しないで、海外のサイトのみサーバーを経由するといった設定もワンタッチで簡単に操作出来ます。
サードパーティのOpenWrtファームウェアにも対応しており、専用アプリを使いルーターから簡単に接続可能です。家族利用や小規模な事務所利用に最適です。
ウィークポイント
UCSSの最大のデメリットは通信量に制限がある事です。公式サイトでは次のように説明しています。
高品質なサービスを現実的な価格でご提供する為に通信量を調整させて頂いております。
UCSSはネットワーククオリティにこだわるお客様の為に、通常のVPNサービスでは提供が難しい高品質な回線を提供しています。例えば、UCSSと同等の回線を平均的なVPNサービスのように3-6台同時接続+無制限の通信量という方法で提供すると、原価だけでも非現実的な金額になりご利用出来る方が限られてしまいます。
また帯域には一切制限をかけておらず、通信量のみを調節する事によって、全てのお客様が公平でストレスなく回線をご利用していただけると言った利点もございます。
50−500GBで通信量を選択出来ますが、最も少ない50GBのプランの目安として、YouTubeの720pの動画が1日平均約2時間ほど鑑賞出来ます。毎日動画を数時間見ると言った利用でなければ、一般的には十分な通信量です。管理人は200GBのプランを使用しており3台付けっぱなしの状態ですが、使い切った事は一度もありません。
IPアドレスを守ると言った理由も含めた経営方針として試用期間を設けていないこともデメリットの一つです。
まとめ
現在使用しているVPNの速度に不満がある人、日本のIPを使って高速接続したい人、Netflix等の動画サイトを鑑賞したい人に最もおすすめのプロバイダーです。現在日本、香港、US、シンガポール、台湾、韓国、UK、カナダ、ドイツのサーバー全てから高速でインターネットに接続出来ます。
こんな方におすすめ
- 中国で途切れないVPNを探している
- 現在使用しているVPNの速度や安定性に不満がある
- 日本の動画サイトを快適に視聴したい
- ゲームなど低いPingが必要
No.2 VPN.AC

VPN.ACはルーマニアのセキュリティ専門の会社が経営しているVPNプロバイダーで、最高レベルのセキュリティを提供している事で定評があります。
中国に関してかなりのノウハウを持っており、CN2回線で接続出来るサーバーを数台所有しています。特にドイツとLos Angelesのサーバーはかなりの速度が出ています。
ChromeやFirefoxの拡張機能から使えるプロキシも中国から接続出来ます。Netflixに対応しているので、中国からOSを問わずNetflixを見たい人におすすめです。
中国規制用サーバー
VPN.ACは中国からのユーザーの為に複数台のサーバーを中国仕様に構築しています。(アプリの設定から中国用サーバーを表示させてる必要があります)
とりわけ、Los Angelesとドイツ(オーストリア)のサーバーはCN2と呼ばれる中国のインターネットプロバイダー直通のサーバーを使用しています。中国から距離があるのでping値は200ms前後ですが、速度は安定しており時間帯によってはExpressVPN程ではありませんが、NordVPNの "Obfuscated Server"(香港)より速度が出ています。
おすすめのサーバーは、Canada (Vancouver), Germany (CN2), Los Angeles2, 5 (CN2) です。どちらも安定して速度が出ています。特にChinaUnicomとVPN.ACのCN2サーバーの相性は良く、ChinaTelecomより速度が出ています。Hong-Kong1も速度は凄く早くありませんが、かなり低いPing値で安定して接続出来ます。
NetflixはGermany (CN2), Hong-Kong1, Los Angeles2 (CN2)から鑑賞出来ます。管理人はLos Angeles2 (CN2)を使ってNetflixを鑑賞していますが、途切れる事なくHD画質で鑑賞出来ています。(接続している使用環境によります)30M程度の契約でも、条件によっては鑑賞可能です。
中国からのスピードテスト結果はこちら。
関連【速度計測】VPN.ACのスピードテストの結果は?中国用サーバーを使って現地から計測
中国用サーバーを使う為のアプリの設定とサーバーの選択方法はこちらを参照下さい。
関連VPN.ACアプリの中国用サーバーの設定方法から使い方まで
様々なプロトコルとポート
VPN.ACはデスクトップとAndroidアプリからプロトコルとポートを選ぶ事が出来ます。中国で使う場合には "OpenVPN XOR"+TCP-443を使ってみて繋がらない場合にTCP-6112, 27036に変更してみて下さい(iOSは自動で設定されています)。このXORは検知されにくいように迷彩機能が付与されたカスタムプロトコルになります。
iOSからの利用はプロトコルの設定の必要はありません。中国用サーバーを選んで接続して下さい。
デメリット
デメリットはサポート品質が極めて低い点と、規制強化期間に使えなくなることがあるという点です。また日本語に一切対応していないので英語力に不安のある方に敷居はやや高いかもしれません。
VPN.ACの登録方法を日本語で解説しています。
関連VPN.ACへの登録からアカウントの設定まで | 日本語で全対応
まとめ
価格から言うとExpressVPNの約半分の料金でコスパは高めです。ExpressVPNの香港サーバーのように低いPing値で安定したサーバーは保有していませんが、Germany (CN2)、Los Angeles2 (CN2)、Canada (Vancouver) は速度が出ています。
こんな方におすすめ
- 高い通信せセキュリティが必要
- OpenVPNでカナダ, USサーバーを使用したい
No.3 Surfshark

オランダを拠点とし、業界トップクラスのコストパフォーマンスと革新的な機能で急成長を遂げたSurfshark。かつては「安かろう悪かろう」という格安VPNのイメージもありましたが、現在はWireGuardプロトコルの全面採用や、検閲回避のためのNoBordersモードの実装により、世界中で確固たる地位を築いています。 2024年から2025年にかけての検閲システム(GFW)の進化に対しても、独自の難読化技術(カモフラージュモード)で対抗し続けており、2026年5月現在、大手VPNの中では数少ない「中国での動作が期待できる」サービスの一つとなっています。 以下は、Surfsharkの現在の強みと、利用上の注意点です。
規制への適応力が高い
Surfsharkの強みは、接続制限を検知すると自動的に規制回避用のサーバーリストを表示する「NoBordersモード」にあります。中国当局によるIPブロックが激しい時期でも、アプリが自動で接続可能なルートを探し出すため、ユーザーが手動で複雑な設定をする必要がありません。2026年の最新AI検閲環境下でも、この動的な対応力によって「全滅」を免れている貴重な存在です。
独自の難読化とWireGuard
かつては速度重視のWireGuardは中国で遮断されやすい傾向にありましたが、SurfsharkはWireGuardに独自の難読化レイヤーを重ねることで、高速性と秘匿性を両立させています。また、VPN利用自体を隠す「カモフラージュモード(OpenVPNプロトコル使用時)」により、通常のHTTPS通信を装うことで、DPI(深度包検測)による切断を回避する工夫がなされています。
ウィークポイント
大手ゆえに「目立ちすぎる」点が弱点です。ユーザー数が非常に多いため、GFW(中国の壁)の標的になりやすく、大規模な規制(政治的なイベント時など)の際には、一時的に接続が不安定になることがあります。また、サーバーによっては動画配信サイトへの接続がブロックされることがあるため、繋がらない場合はサーバーを切り替える手間が発生することがあります。
まとめ
大手VPNの中では最も中国での接続維持に意欲的であり、2026年現在もメインの選択肢として十分に機能しています。特に「デバイス接続数無制限」と「日本語対応の安心感」を重視するなら、Surfsharkは外せない存在です。ただし、中国の規制は日々進化しているため、万が一に備え、他の小規模なVPNをバックアップとして持っておくのが理想的な運用です。
こんな方におすすめ
- スマホ、PC、家族の端末など、多くのデバイスを同時に繋ぎたい方
- 日本のNetflixやTVerなど、動画コンテンツ視聴を重視する方
- 万が一の際に、日本語のチャットサポートや30日返金保証を利用したい方
No.4 12vpn(※現在、中国から接続不可)
香港(現在はオランダ)を拠点とし、長年中国の規制に迅速に対応してきた12VPN。かつてはShadowsocksやv2Rayといったプロキシ技術をいち早く取り入れ、中国在住者の「バックアップ用」としても絶大な信頼を得ていましたが、2026年5月現在、中国国内からの接続はほぼ不可能な状態となっています。
2024年から2025年にかけての検閲システム(GFW)の大幅なアップデートにより、これまで有効だった独自プロトコルも次々と遮断されており、現在はUCSSやVPN.ACのような、より高度な秘匿技術を持つサービスへ移行するユーザーが増えています。
以下は、かつて中国で非常に有効だった際の特徴と、現在の状況です。
べすとVPN.jp用に30%割引クーポンを発行してもらいました。申込みの時のクーポン(Coupon)欄に "BESTVPNJP" と入力して頂くと利用料金が30%OFFになります。
中国を良く知っている
12VPNの強みは、中国の規制に対する「反応の速さ」にありました。常時、中国用に最適化されたサーバーを展開しており、「繋がらない」という状況をすぐに解消するノウハウを持っていました。しかし、2026年の最新AI検閲下では、その対応スピードを上回る速度でIPやポートがブロックされており、かつての安定性は失われています。
Shadowsocks, v2Rayが使えた
かつてはVPNよりも高速なShadowsocksやv2Rayをメインに提供しており、中国電信(China Telecom)などの細い回線でもYouTubeのHD動画が鑑賞できるほどでした。 しかし、現在はこれらのプロトコルも通信パターンから識別・遮断される精度が上がっており、専用のクローズドなネットワーク(IPLC等)を持たない12VPNのようなサービスには厳しい環境となっています。
OpenWebもTLS1.2ベースのトンネルを利用して、プロキシのような方法でインターネットに接続します。こちらも通常のVPNに比べると速度は出ます。
ウィークポイント
元々、設定に手動の部分が多く、パソコンやネットの知識が少し必要な玄人好みのサービスでした。公式サイトは日本語に対応しましたが、サポートや専用アプリは依然として英語のみです。現在の接続トラブルが頻発する状況下では、英語でのやり取りが必須となるため、初心者にはさらにおすすめしにくい状態となっています。
まとめ
消費者を大切にする姿勢や技術力の高いプロバイダーですが、2026年現在の中国においては、メイン・バックアップ共におすすめできる接続状況ではありません。 現在の中国ネット環境下では、より規制に強い技術を採用している他のサービスを検討すべきです。
こんな方におすすめ
- SNSやLINEなどライトユーザー
- コスパが良いVPNを探している
- バックアップ用のVPNプロバイダー
No.5 ExpressVPN(※現在、中国から接続不可)

海外で最も評価の高いExpressVPN。
通信の安全性を確保したいと考えている方に一番お勧め出来るプロバイダーですが、2026年5月現在、中国国内からの接続は極めて困難な状態が続いています。
以前は中国VPNの王道でしたが、現在は当局の徹底したマークにより、多くの環境でブロックされています。そのため、今から中国へ渡航される方にはNo.1のUCSSやNo.2のVPN.ACなどを強く推奨します。
以下は、ExpressVPNの実力と、かつて中国で最強だった頃の記録として情報を残しておきます。他国での利用や、将来的な復旧の際の参考にしてください。
1年契約でプラス3ヶ月無料($6.67 / 月)になる特別なリンクを提供して頂きました。ディスカウントリンクはこちら。
中国での速度と安定性
スピードとサーバーの反応速度、安定性は他のVPNに比べて遥かに上を行っています。2015-2019年にかけてサイトオーナーと友人も毎日仕事で10時間以上、4年近く利用していましたがExpressVPNの香港サーバーより安定して速度が出ているVPNサーバーは他に見当たりませんでした。何年も安定して中国から接続出来ているという点にExpressVPNの凄さがあります。他のVPNプロバイダー、例えば中国で使えると有名なVyprVPN, Astrillなどは規制により速度が落ちたり使えなくなったりしています。
かつては中国向けにCN2という直通サーバー(香港とUS)を提供しており、低いPing値で高速通信が可能でした。しかし、2026年現在はこれらの主要サーバーも当局に完全に把握されており、接続が成立しないケースがほとんどです。
関連ExpressVPNのスピードテストの結果は?中国で計測
ExpressVPNはプロキシやPPTPなどではなく、OpenVPNでの接続なので高いセキュリティを確保しながら接続が出来ます。中国から通信の安全性を確保して接続したい人はプロキシや安全性が低いPPTPでの接続はおすすめ出来ません。
速度が出ないと感じる場合は "VPN Setting" もしくは "Preferences" でプロトコルをUDPに変更してみて下さい。UDPで接続していて急激に速度が低下している場合はAutomaticに戻すと劇的に改善する場合があります。
アプリの品質
アプリの品質も高く、Windows, Mac, iOS, Androidといった主要なアプリは定期的にアップデートされています。
ExpressVPNのiOSアプリは、OpenVPN専用のアプリ(Open Connect)を使う事無く、OpenVPNプロトコル(TCP、UDP)をデフォルトで利用出来るなど、シンプルながらもかなり力を入れてアプリを開発しています。OpenVPNは現状で最も安全で安定しているプロトコルです。
現在デフォルトでOpenVPNに対応しているアプリはExpressVPN以外見たことがありません。(Apple側の制約の為、VyprVPN, NordVPN, IPvanish等のiOSアプリはOpenVPN非対応で、接続は全てL2TPもしくはIKEv2)iPhone, iPadユーザーにはとりわけオススメです。
ChromeとFirefox, Safariの拡張機能も提供しており、特にWindowsユーザーには便利な機能です。
Linksys, Asus, Netgear用のルーターアプリも提供しています。他のVPNプロバイダーは全て手動で設定する必要がありますが、ExpressVPNは簡単な設定で家全体をVPN接続状態にする事が出来ます。
関連ExpressVPN 無線LAN(Wi-Fi)ルーター アプリの設定方法と使い方
デスクトップアプリ限定ですが、特定のアプリをVPNに接続するか否かを設定出来るようになりました。"Preferences→General→Connection Per App" から設定可能です。
使い方としての一例ですが、ChromeとFirefoxを使っている場合片方のブラウザのVPN接続をOFFにします。OFFにしたブラウザで快適にローカルのサイトが閲覧可能になります。
設定が簡単
サイトオーナーは様々なVPNアプリを利用してきましたが、ExpressVPNが一番簡単に設定出来るアプリだと思います。macOS, Windows, Androidすべてが同じインターフェイス(操作画面)で非常にシンプルです。iOSアプリは日本語に対応しています。
iOS以外のアプリは日本語に対応していませんが、セットアップは簡単です。あまり電子機器に詳しくない人でも簡単に設定して利用する事ができます。
ウィークポイント
最大のデメリットは、現在の中国における接続不可の状態です。 以前から規制強化期間には一時的に使えなくなることがありましたが、現在はその規制が常態化しており、回復の目処が立っていません。また、他サービスに比べ料金設定が高めである点も、現在の状況下では大きなネックとなります。
まとめ
世界トップレベルの暗号化とアプリ品質を誇るVPNですが、残念ながら2026年現在の中国では実用的ではありません。 高いプライバシー保護や安全性を求める方には最適ですが、中国での利用が目的であれば、現時点で確実に繋がっている他のサービスを選択すべきです。
こんな方におすすめ
- 高い通信せセキュリティが必要
- 電子製品があまり得意でない人
- 中国以外の地域で併用を考えている
No.6 VyprVPN(※現在、中国から接続不可)

独自の「Chameleon」プロトコルで知られるVyprVPNですが、2026年5月現在、中国国内からの接続はほぼ不可能な状態となっています。
かつては規制に強いサービスとして重宝されていましたが、現在は当局の徹底したブロック対象となっており、ログインすら困難なケースが多発しています。今の中国で確実に繋ぎたい方は、他の「今動いているサービス」の選択を強く推奨します。
以下は、かつて中国で利用可能だった際の特徴と、現在の状況をまとめた内容です。
中国規制用プロトコル “Chameleon“(※現在は検知対象)
VyprVPNは対GFW(グレートファイアウォール)用に、OpenVPNをベースとした独自プロトコル「Chameleon」を開発しました。これはパケットを隠し、AES-256という高い暗号化を保ちながら通信できるのが特徴です。
しかし、2026年現在、このChameleonプロトコル自体が当局の高度なAI解析によって識別・遮断されるようになっています。 かつては「他のサーバーが全滅してもChameleonなら繋がる」という保険的な存在でしたが、現在の規制下ではその優位性が失われています。
サポートと復旧の現状
VyprVPNのサポートチームは中国のユーザーを重視しており、以前は規制のたびに新しいIPを提供するなど迅速な対応を行っていました。しかし、現在は公式のログインAPI自体が国内からブロックされているため、アプリを開いてもサーバーリストが更新されない、あるいはサインインできないといった、サポート以前の問題に直面しています。
デメリットと現状のまとめ
VyprVPNは中国のインターネット規制に対して公に反対の立場を取っているため、常に当局から厳しく監視されています。その結果、復旧してもすぐに再ブロックされるというイタチごっこの末に、現在は「安定した接続は期待できない」というのが正直な評価です。
以前はChina UnicomやChina Mobileの回線で一定の速度が出ていましたが、現在はどのプロバイダーからも接続は厳しく、時間帯を問わず動画視聴などは困難です。
ホームページは日本語未対応ですが、アプリは日本語に対応しています。申し込み方法はこちら。
関連VyprVPNへの登録方法からアプリのインストールまで | 日本語で優しく解説
下記リンクは特別に中国滞在者向けに用意して貰いました。中国からVPN無しで申し込み可能で、月極め初回月のみ50%OFF、1年プランが25%OFFで購入出来ます。
No.7 NordVPN(※現在、中国から接続不可)

世界的に知名度が高く、徹底したプライバシー保護で定評のあるNordVPN。以前は中国でも使えるVPNとして人気がありましたが、2026年5月現在、中国国内からの接続は極めて困難な状況です。
以前は「Obfuscated Server(難読化サーバー)」により規制を回避できていましたが、現在は当局のAI検閲強化により、多くの環境でブロックされています。現在、中国で確実に通信を確保したい方には、他の「今動いているサービス」を強く推奨します。
以下は、かつて中国で利用可能だった際の特徴と、現在の状況をまとめた内容です。
対中国規制用サーバー(※現在は検知対象)
かつては、中国の検閲を回避するために特別に調整された「Obfuscated Server(難読化サーバー)」が有効でした。特に香港やシンガポールのサーバーは、特定の時間帯においてYouTubeの4K動画が再生できるほどの速度を記録していました。
しかし、2026年現在、これらの難読化サーバーの通信パターンも当局に完全に解析されており、接続してもすぐに切断される、あるいはプロキシとして検知されるケースがほとんどです。
関連【速度計測済み】NordVPNを中国で使う方法 | Windows10に対応
リーズナブルな価格
NordVPNをオススメ出来る最大の理由は価格とクオリティの高いバランスにあります。PureVPNも同じような価格ですが、アプリやサービス、技術力の点で大きな差があります。
NordVPNは当サイトから申し込んで頂くと、2年でUS$95($3.99/月)というリーズナブルな価格で利用可能です。30日の全額返金期間もあるので試してみて気に入らなければ返金可能です。
デメリット
長年の課題であったiOSアプリの規制対応ですが、2026年現在もiPhoneやiPadからの接続は非常に不安定です。WindowsやAndroidでは手動設定(OpenConnect等)により一部繋がるケースも報告されていますが、以前のような「アプリを入れてボタン一つで接続」という手軽さは失われています。
コストパフォーマンスに優れた素晴らしいVPNですが、2026年現在の中国においては、メインのVPNとしておすすめできる状態ではありません。 中国以外の国でのプライバシー保護や、動画配信サービスの地域制限解除用として検討するのが現実的です。
Windows10, Mac, Androidを使っている方、NetflixをデスクトップもしくはAndroidから見たい人にオススメ出来るVPNサービスです。
べすとVPNでは申込み方法からセッティング方法まで日本語で解説しています。
中国からVPN無しで申し込めるリンクも用意しています。申し込みはこちら
中国VPN最新接続状況
2026/05/07
労働節に伴う規制強化が続いています。UCSSほど安定はしていませんが、VPN.AC、Surfsharkから接続可能です。ExpressVPNをはじめ大手サービスの多くは現在、中国国内の主要プロバイダー(中国電信・移動等)から全面的にブロックされており、利用できない状態が続いています。一方、UCSSやvpn.acはShadowsocksやTrojan等のプロトコル、あるいはIPLC回線により接続を維持しています。6月の政治イベントを控え、当局による通信解析のさらなる強化が予想されるため、接続環境の動向には注意が必要です。
2021/10/07
国慶節ですが大規模なブロックはありませんでした。Netflixが強力なリージョンブロックを行っているようです。ExpressVPNは日本リージョンも視聴可能ですが、ほとんど速度が出ていません。UCSSは日本、韓国、US、香港、シンガポールリージョンのNetflixの視聴を確認しています。UCSSプランに通信量無制限のサーバーが追加されており、管理人がテストした限りではInstagramやTwitter, Youtubeなど、リージョンに依存しないコンテンツは快適に利用出来ました。
2021/08/01
UCSSほど安定はしていませんが、12VPN, ExpressVPN, VPN.ACから接続可能です。インスタやYoutubeなどリージョンを気にしない用途であればコスパは高めです。日本や韓国、アメリカ限定サービスを利用する場合はUCSS一択になります。DAZN, Huluなどの視聴を確認しています。
2021/07/03
VPNブロックは何度か行われたようですが、以前ほど大きな規模ではないようです。ExpressVPNの一部サーバー, VPN.ACなどからも接続を確認しています。UCSSは全てのサーバーがIPLCに変更したようです。日本サーバーは夜間ピーク時でも500Mbps程度の速度が出ています。
2021/06/01
UCSSプランの日本サーバーが直通のIPLCサーバーへ変更されました。UCSS LPプランと遜色のないPingが出ています。7/1頃に当局100周年記念の大会が行われる為に6月末頃から大規模なインターネット規制が行われると予想されます。日本香港マカオなどの海外ローミングもしくはUCSSのIPLCサーバーなどの準備をお勧めします。
2021/05/04
ExpressVPNは一部サーバーから接続可能です。UCSSは全サーバーから快適に利用可能な状態です。Hong Kong-1は600Mbps, Japan-5, 6は夜間でも平均で400Mbpsという計測結果を記録しています。6月に政治イベントがあるので早めの準備をお勧めします。UCSSは国際専用回線を使用しているので影響を受けることは無いと思われます。
2021/03/07
全人代開始直前からVPNブロックが始まっています。UCSSはUCSSプランのほとんどのサーバーを国際専用回線に変更したとアナウンスしています。どのサーバーからでも快適な接続を確認しています。とりわけTaiwan-3は非常に安定しています。
2021/2/12
春節に伴ってブロックが始まっています。今回はプロトコルに関係無く通信量に基づいて行われているようです。SS, SSR, v2Ray, Trojanのどれもブロックされています。現在UCSSはTaiwan-2を除く全てのサーバーから接続を確認しています。
(日本語のサポート対応)

(iOSは★5つ)
全てのサーバーから高速で接続可能
試用期間なし
